2013年10月1日に古河スカイ株式会社と住友軽金属工業株式会社が経営統合し、アルミニウム総合メーカー、株式会社UACJが誕生しました。
アルミワールドでは、旧住友軽金属を代表する光輝アルミ合金板、高光沢アルミ合金板、高強度アルミ合金板、
旧古河スカイを代表するアルミ合金厚板、高精度アルミ合金厚板他、規格・情報を満載しています。
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東京モーターショー2013

UACJが東京モーターショー2013をレポートします。

開催概要
1 名 称 第43 回東京モーターショー2013
2 主 催 一般社団法人 日本自動車工業会( JAMA)
3 会 期 2013年11月22日(金)~12月1日(日)
4 会 場 東京ビッグサイト

世界12カ国から合計177社180ブランドが参加し、ワールドプレミア(世界初発表)76台、ジャパンプレミア(日本初発表)81台を含む多数の出展が寄せられ、第43回東京モーターショー2013が開催された。

ショーテーマは「世界にまだない未来を競え」。クルマやバイクをつくる中で競い合った結果生まれる技術、美しさ、夢など多様な価値観「世界にまだない未来」を体験してほしいという想いが込められている。

このテーマのもとハイブリッド車(HV)やプラグイン・ハイブリッド車(PHV)に加え、燃料電池車(FCV)や電気自動車(EV)などの環境技術、自動運転の技術など、夢のある未来の技術が多数展示された。

各社出展内容

トヨタ

今回のトヨタのテーマは前回に引き続き「FUN TO DRIVE, AGAIN.」
クルマの楽しさを追求する未来のモビリティライフを提案する燃料電池自動車、コンセプトカー等が出展された。

FCV CONCEPT


床下には新開発の燃料電池などが配置されている
2015年に市販開始予定のFCV(燃料電池自動車)コンセプトモデルを世界初公開。燃料電池スタックの小型・軽量化を実現し、セダンタイプの大きさの車体に搭載できるようにした。

FV2

「直感で感じあえるクルマ」をコンセプトにドライバーの体重移動で操作できる1人乗りコンセプトEV(電気自動車)。
ホイール部分も含め外装がディスプレイ化されている。

JPN TAXI Concept

次世代タクシーコンセプト。 優れた乗降性やゆとりある室内空間を確保し、タクシーの走行パターンに最適な新LPG(液化石油ガス)ハイブリッドシステムを採用。

レクサス

レクサスブースではワールドプレミアとなるスポーツクーペ「LEXUS RC」および、新開発2.0ℓターボエンジンを搭載したコンパクトクロスオーバーSUVのコンセプトカー「LEXUS LF-NX」などが出展された。


LEXUS RC

快適な乗り心地と操作性による「走る楽しさ」を備えたLEXUSクーペ。

LEXUS LF-NX

LEXUS初の2.0L 4気筒ターボエンジンを搭載したコンパクトクロスオーバーSUVのコンセプトモデル。

ホンダ

「枠にはまるな。」をブースコンセプトに、常識や前例にとらわれないHondaの斬新で自由な発想が生んだ独創のモビリティを提案したコンセプトモデルを含む二輪車、四輪車および汎用製品が出展された。


Honda S660 CONCEPT

オープン2シーターの次世代軽スポーツカー。ミッドシップレイアウトならではの軽快で力強い走り、抜群の安定感に加え、ダイナミックなデザインが特徴。

NSX CONCEPT

日本初公開の次世代スーパースポーツ。3モーターの「SPORT HYBRID SH-AWD」を搭載し、異次元の走りと環境性能を両立したという国産ナンバーワンスポーツモデル。

N-WGN

快適な室内空間や充実の安全装備に加え、新開発エンジンで29.2km/リットルという低燃費を実現。軽量性と高剛性を両立したボディと専用サスペンションにより、高速道路でも安定した走行性能と優れた静粛性を兼ね備える。

GOLDWING F6C

ホンダブースで18車種を展示し、力を入れていたのが二輪。中でも壇上で紹介されたGOLDWING F6Cは1832ccの水平対向6気筒エンジンが搭載され、ヘッドライトをはじめとして、灯火器にはLEDが全面適用されている。

日産

世界初公開となるコンセプトカー「アイディーエックス」2種の他、EVコンセプトカーブレイドグライダーなどを含む参考出品車や、自動運転機能をはじめとする最新の取り組み、先進安全技術を様々な展示にて紹介した。


アイディーエックス フリーフロー

ジェネレーションZと呼ぶ1990年代以降に生まれた世代をターゲットとするため、コ・クリエーションと呼ぶ共同創造を取り入れたコンセプトカー。

ブレイドグライダー

グライダーと三角翼をルーツとして突き詰めた効率性と高揚感の両立という新しい「グライディング」プレジャーを提供。EV分野におけるリーダーシップへの決意・日産ブランドの革新と挑戦を意味するコンセプトカー。

e-NV200

ベース車である多目的商用バン「NV200」が誇る室内の広さや多用途性と、「日産リーフ」のパワートレインが生み出すEVならではの先進性を併せ持つ100%電気自動車。

ニューモビリティコンセプト

まったく新しいスタイルとデザインの超小型EV。単に環境にやさしい車ではなく、多くの自治体にとっても、非常に効率的で効果的な、持続可能なモビリティを提供する。

マツダ

出品テーマは「Be a driver~マツダは『走る歓び』で世界へ挑む」。走る歓びを感じるクルマづくりに取り組んでいくと発表した。車の基本性能を飛躍的に高めて、優れた燃費と環境性能を追求する「スカイアクティブ技術」を採用したアクセラ、エネルギーの多様化を受け、ガソリンとCNG(圧縮天然ガス)のデュアル燃料方式を搭載したSKYACTIV-CNG等を出展した。


アクセラ

「SKYACTIV」技術とデザインテーマ「魂動」を採用するとともに、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」等の最新技術を織り込むことにより、「走る歓び」を提供するマツダの最新モデル。国内メーカー初となる単一車種でガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ハイブリッドシステムといった3種類のパワートレインを国内市場に導入。

SKYACTIV3-CNGコンセプト

グローバルに需要が高まっている圧縮天然ガス(CNG)技術を採用、ガソリンとのデュアルフューエル方式を採用したモデル。CNGエンジン車は、同排気量のガソリンエンジン車比でCO2排出量を2割前後削減できる特長があり、クリーンかつ「走る歓び」を提供するクルマとして提案。

三菱

「@earth TECHNOLOGY」をテーマに、持続可能なクルマ社会の実現に向け、EVやPHEVといった電動車両を今後も積極的に市場投入し、グローバルでCO2排出量を削減して環境問題に貢献しつつ、地球上のいかなる路面でも誰もが安心して楽しく走れるといったクルマ造りを推進する。


Concept GC-PHEV

FRタイプのPHEVシステムを採用したフルタイム4WDの次世代ラージSUV。PHEVシステムがもたらす優れた環境 性能と力強い動力性能、電子制御フルタイム4WDをベースとした車両運動統合制御システムによる卓越した操縦安定性と走破性を実現。

Concept XR-PHEV

FFタイプのPHEVシステムを採用した次世代コンパクトSUV。 走行状況に応じて、最適な走行モードを自動選択するPHEVシステムにより、 燃費・航続距離を飛躍的に高めながら、俊敏で軽快な走りを実現。

スバル

ブランドステートメントである"Confidence in Motion"をテーマとし、スバルブランドがお客様に提供する価値である「安心と愉しさ」の将来像を出展車や体感型ブースを通じて提案。 スバルのもつ最新技術を注ぎ込み、「走行性能」、「安全性能」、「環境性能」を高次元で融合させた新型スポーツツアラー「LEVORG(レヴォーグ)」を世界初公開。


LEVORG

走りを愉しむスポーツ性能と、ストレスなく長距離をドライブでき、実用性を備えたツーリング性能を組み合わせたスバルの新たな価値を提供する新型スポーツツアラー。

ヴィジヴ エボリューション コンセプト

1.6l水平対向直噴ターボ“DIT”エンジンと高トルク対応リニアトロニックに、フロント:1 モーター、リヤ:2モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用した次世代クロスオーバーコンセプト。

ダイハツ

『PLAY Tomorrow! もっと軽にできること。』をテーマにダイハツが得意とする小さなクルマの持つ楽しさ、可能性の広がりなどを訴求し、世界の人々に豊かな生活と心踊る明日がやってくるような近未来のクルマ・技術などを各出展物で表現。


コペン フューチャー インクルーデッド クロスエムゼット

「新感覚・オープンスポーツ NEW FUN+」をコンセプトに、軽オープンスポーツの新しいカタチを提案。外板意匠をカバーケースのように自由に着せ替える新しい使い方と、骨格構造がもたらす走りの進化など、今まで経験したことのない、走る楽しさ・持つ楽しさを極限まで追求したモデル。

エフシー デコ デッキ

ダイハツが独自に技術開発した貴金属フリー液体燃料電池システムを搭載し、軽自動車規格の中で実現したモデル。 エネルギー密度が高い液体燃料を使用することで、軽自動車でも実現可能なシステムを実現。

スズキ

出展テーマは、「新しい物語をつくろう。」 お客様の日々の暮らしがひとりひとりの物語であると捉え、それぞれの物語に何かをプラスすることで、今までとは違う新しい物語をお客様と共に生み出したい、との思いを込めた。


クロスハイカー

小型車サイズながら、軽自動車並みの810kgを実現。新開発の1L3気筒エンジンを採用し、動力性能と環境性能を高い次元で両立させた。

Recursion

モーターサイクルのこだわりを形にしたスタイリングに、 ビッグバイクの走りとミドルバイクの扱いやすさや経済性をダウンサイジングエンジンにより両立させたコンパクト ロードスター

海外メーカー

今回のショーでは海外から18社20ブランドが出展。BMW、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲンなどの他に、今回からボルボが復帰。米国のテスラモーターズが初出展を果たしている。


フォルクスワーゲン ツインアップ!

ブラグイン ハイブリッドシステムを採用した革新的なシティカー。ゼロエミッションの電気走行で最長50kmの航続を実現。また、車両後方には、リチウムイオンバッテリー(エネルギー容量8.6kWh)、12Vバッテリー、及び33ℓの燃料タンクからなる「フューエルストレージ(燃料貯蔵)システム」が搭載されている。

BMW i8

パワートレインなどを収めるアルミニウム合金製シャシー(ドライブ・モジュール) および乗員などが搭乗するカーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)製のパッセンジャー・セル(ライフ・モジュール) により構成されたプラグイン・ハイブリッド・モデル。

Audi A3 Sportback e-tron

1.4リッターのTFSIエンジンと電気モーターを搭載したPHVで、燃費は100kmあたり1.5Lしか消費せず、電機関連のコンパートメントを入れても1580kgに収まる車両重量という、アウディの軽量化技術「ULTRA」を具現化。

メルセデス・ベンツ コンセプト Sクラス クーペ

伝統とエモーションを融合する卓越したデザインによりモダンラグジュアリーを究めたコンセプトカー。

テスラモーターズ モデルS


モデルSのシャシー
今回のショーで唯一の米国メーカーとなるテスラモーターズが出展したセダン型の電気自動車。大柄なボディーながらアルミニウムボディーを使うことで軽量化を図り、高出力のモーターを装備しているため優れた動力性能や、航続距離の長さを誇る。

部品・機械器具

デンソー

「地球と生命を守り、次世代に明るい未来を届けたい。」をテーマに、安心・安全および環境分野の製品、技術を幅広く展示した。


EV/HV用製品


カーエアコン製品

アルミ部品の展示


住友電気工業
アルミ電線を利用したワイヤーハーネス等


NHKニッパツ
摩擦撹拌接合によるアルミと銅の接合の展示


ケーヒン


サンデン

SMART MOBILITY CITY 2013

前回のショーに引き続き、併設展として次世代自動車とそれを取り巻く社会システムを提示した「スマートモビリティシティ2013」が開催された。

「KURUMA NETWORKING … くらしに、社会に、つながるクルマたち」をテーマに、「次世代自動車とそれを取り巻く社会システム」をより深く、より分かりやすく紹介する企画として実施され、クルマが情報通信やエネルギーなどの社会システムとネットワークの重要な一端を担うことで、くらしの“安全・安心” を向上し、“利便性・快適性” の充実をもたらし、業種業態の枠を超え、新たな産業・市場が創造される可能性を示した。

エキシビション

クルマメーカーはもとより、情報通信、電子機器、住宅、素材などのメーカー、研究機関など29社・ 団体が集まり、それぞれの視点・技術・システムから「クルマとくらしの明日」を展示した。


ホンダ・積水ハウス・東芝合同ブース

合同出展テーマは、「もっとスマートに、もっと自由に。」ITやパーソナルモビリティーが活用されるスマートハウスと、そのスマートハウスがエネルギーや情報、モビリティーでつながるスマートコミュニティーの紹介を通じて、住まいと家電とクルマが深くつながることで、より安全に、より便利に、そしてより楽しくなる未来の暮らしの提案を行った。

トヨタブース

「クルマと社会がつながる近未来と移動の楽しさ」をテーマに、モビリティが暮らしや社会につながる世界を描くとともに、安全・安心に、楽しく移動ができる社会を提案した。

AGC旭硝子 ガラスルーフベンチ

6月にブラジルで開催されたFIFAコンフェデレーションズカップ2013に提供し、2014 FIFAワールドカップ ブラジル大会でも使用される世界初のガラス製ルーフベンチ。ガラスの透明感がもたらす高い意匠性が特長。
製造:ナルコ郡山

デンソー LEVピコグリッドシステム

小型EVを利用してDC電力網を形成するシステム。車両の状態管理を行い、 通常時・非常時を問わず、小型EVを電力網の一部として活用することにより、 効率的なエネルギー利用が可能。

テストライド

今回のショーで多く出展されていたパーソナルモビリティと超小型モビリティのテストライドがモーターショー史上初実施された。
モビリティが暮らしや社会につながる世界を描くとともに、安全・安心に、楽しく移動ができる社会を提案している。
また、電動二輪車の体験走行、屋上展示場では自動運転のデモンストレーションの他、高度運転支援システムとEV・PHVの体験会も実施された。



資料出典:第43回東京モーターショー各社プレス資料、広報資料、取材の手引き、他会場配付資料。
取材・撮影:片田晴也、早野堅太郎


前回のモーターショーレポートはこちらから
第42 回東京モーターショーレポート