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海の男たちの熱き思いを偲び・尊び

先駆者たちの航海魂に敬意を表す堀江謙一氏
単独無寄港世界一周(ケープ・ホーン東回り)

「SUNTORY マーメイド号の航海」

- Earth Partnership -

堀江さん おかえりなさい!

海洋冒険家の堀江謙一さん(66)=兵庫県芦屋市=が7日、ヨット単独無寄港世界一周の「SUNTORYマーメイド号の航海」(新聞社後援)で東回りに成功した。同日午後2時半すぎ、母港である兵庫県西宮市の新西宮ヨットハーバーに、250日、5万キロの航海を経て戻ってきた。74年の西回りと合わせ、東西両回りと合わせ、東西両回りを達成。豪州のヨットマンに続き、世界で2人目の快挙だ。

堀江さんは72年にも東回りに挑んだことがあるが、マストが壊れて失敗。33年ぶりの再挑戦となった今回は、南米ホーン岬からアフリカ喜望峰、豪タスマニア島などを回り、危なげなく乗り切った。

堀江さんは「無事に帰ってきました」とあいさつ。記者会見では「夢と夢として終わらせず、目標と決めてチャレンジする素晴らしさを、航海を通じて若い人たちに伝えたい」と語った。
--朝日新聞 2005.6.8掲載--


写真3点撮影:住友軽金属工業株式会社

「SUNTORYマーメイド号の航海」 出航式10月1日(金)が行われました。

ソロセーラー堀江謙一さんは航海の準備も整い、10月1日(金)、単独無寄港世界一周の航海ため新西宮ヨットハーバーから出航いたしました。

既に30年前、堀江謙一さんはケープホーン西回り単独無寄港世界一周を成功させていますが「SUNTORY マーメイド号」での今航海はケープホーン東回りの世界一周の航海です。

日本・チリ共和国友好の航海として海のエヴェレスト、ケープホーン洋上でチリ海軍の参加を得て484年前海図を持たず未知なる大海原に挑みホーン海域を航海したマゼランをはじめ先人たちの航海者魂に敬意を表すセレモニーを行います。また航海中は環境汚染調査に協力したり、地球の裏側から小学生とメール交換なども行うことになっています。

               記
●日 時:2004年10月1日(金)10:00~11:30 
              出航 10:30   海上壮行10:45~11:30

         Tel : 0798-33-0651 http://www.sinnisi-yh.co.jp
--堀江謙一「SUNTORY マーメイド号の航海」広報事務局--


新聞報道資料

堀江謙一さん、30年ぶり単独無寄港世界一周航海へ
 10月1日出航、船体にアルミ材3.8トン/住軽が提供

海洋冒険家でソロセーラーの堀江謙一さん(66歳)が10月1日、新西宮ヨットハーバーから「SUNTORY マーメイド号」で30年ぶりの単独無寄港世界一周の航海に出航した(写真)。堀江さんは、1962年にヨット「マーメイド号」で単独無寄港太平洋横断(西宮~サンフランシスコ)の「太平洋ひとりぼっち」の航海で、一躍世界にその名を知られる“ヨット冒険家”となったが、1974年には「ケープ・ホーン西回り単独無寄港世界一周」に成功しており、今回は「ケープ・ホーン(オルノス岬)東回り」の世界一周/全5万kmの航海となる。
 今回の航海では、海のエベレストといわれるケープ・ホーン洋上でチリ海軍の参加を得て、ホーン海域を航海したマゼランを初めとした先人航海者の魂に敬意を表すセレモニーを行う他、搬送中の雨水のpH値の測定を行うなど環境汚染調査に協力するとともに、インターネットによる日本全国の小学生とのメール交換などを行う。
 「SUNTORY マーメイド号」は全長13m、幅2.4mのヨットでスリムな船体で長距離クルージングに特化した設計で、全地球測位システム(GPS)と直結したパソコンの電子海図を装備している。三重県四日市の鈴木造船が建造した。船体には、住友軽金属が提供したアルミ合金5083材(アルミリサイクル材70%使用)が板・押出合わせて3,800kg(板材〔0材〕=3,433kg、サイズ=板厚3.0・4.0・5.0・8.0mm、板幅2000mm、長さ6100mm。押出形材〔H112〕=366kg、サイズ=5種類)使用されている。“リサイクルアルミ”の使用は堀江さんの希望によるもので、セールにはペットボトルのリサイクル材(帝人提供)が採用された。
--日刊軽金属 2004.10.7掲載--


出航するマーメーイド号と堀江謙一氏
 住軽金が提供--リサイクルアルミ合金

住友軽金属工業が提供したアルミ板材・押出材で建造され、冒険家の堀江謙一さんを乗せたヨット『SUNTORY マーメイド号』が1日、兵庫県西宮市の新西宮ヨットハーバーを、関係者多数に見送られながら出航した。
 出航 に先立ち、来賓の挨拶や関西ヨットクラブからのフラッグ贈呈などのセレモニーが行われ、堀江さんは「皆さんの応援を追い風として頑張ります」と一言だけ力強くあいさつし、水上の人となった。
 今回の航海は、ホーン岬(南米最南端)を東回りで単独無寄港世界一周をめざすもので、帰航予定は来年5月下旬。
  堀江さんは30年前、同ルートを西回りで単独無寄港世界一周を達成している。
 マーメイド号の船体は、リサイクルアルミの中でも最高の強度を持つアルミ合金5053の溶接構造で、耐食性に優れている。

--日刊産業新聞 2004.10.4掲載--


報道資料より

「SUNTORYマーメイド号の航海」

堀江謙一氏(64歳)は1962年の「太平洋ひとりぼっち」以来数多くの航海を重ね、96年にはアルミ缶リサイクルのソーラーパワーボート「MALTSマーメイド号」でエクアドル・東京間の単独無寄港横断航海を、99年にはビール樽リサイクルの「MALTSマーメイドII号」でサンフランシスコのゴールデン・ゲイト・ブリッジから明石海峡大橋間の航海、そして「太平洋ひとりぼっち」から40周年となる2002年、サンフランシスコに感謝するため「MALTSマーメイドIII号」で“太平洋ひとりぼっち”の再現を成し遂げました。

今年64才の堀江謙一氏の航海はまだまだ続き、来年2004年、「SUNTORYマーメイド号」で単独無寄港世界一周の航海を30年ぶりに再チャレンジすることになりました。

「SUNTORYマーメイド号の航海」計画概要

堀江謙一氏(1996年7月 東京湾にて撮影)「SUNTORYマーメイド号」による単独無寄港世界一周の航海は、来年2004年10月、西宮市新西宮ヨットハーバーを出港し、ハワイ東沖、吠える南緯40度、ケープ・ホーン(オルノス岬)、喜望峰、タスマニア沖(オーストラリア・タスマニア島)、グアム東沖を経て西宮に帰港するホーン岬東周り世界一周、約5万キロメートルを約7~8ヶ月かけて航海するもので、駐日チリ大使館をはじめ多くの機関、企業の協力、そしてMALTSマーメイド号以来4度目になるサントリー(株)の協賛を得て実現致すことになりました。この世界一周は世界でも難所中の難所といわれる海洋を乗りきってはじめて成し遂げられる過酷な航海です。その中でも南米最南端に位置するケープ・ホーンはドレイク海峡を挟んで南極大陸と隣接し、低気圧の通り道になっており、アンデスから吹き降ろす風が年中嵐を引き起こしています。海を知る人々から魔の海域と恐れられその伝説化された海域は航海者達を魅了し続け、今日、「世界の岬中の岬」とヨットマンにとって「海のエベレスト」と崇められ「聖域」になっています。30年前、1974年の単独無寄港世界一周(世界で4人目)の航海ではホーン岬西周りを成功させていますが、今回はホーン岬東周りの回航になります。東西両回りの無単独寄港世界一周の航海はジョナサン・W・サンダヒス(豪)に次ぐ記録で、また縦回り世界周航を含め堀江氏にとって3度目のホーン岬回航になります。

航路

「SUNTORYマーメイド号」について

MALT'S MERMAID号(1996年7月 東京湾にて撮影)「SUNTORYマーメイド号」の設計コンセプトは環境保全の延長線にありますが、長距離の航海になるため効率の良さと信頼感の高さを求めました。全長約13メートル(43フィート)の船体は、吠える南緯40度、ケープ・ホーン海域、喜望峰沖、タスマン沖など、難所中の難所の航海にも耐えられるよう、アルミニウム合金製でリサイクルアルミの中でも最高の強度を持つ5083を使用しています(住友軽金属工業提供)。設計は「MALTSマーメイドIII号」の設計に引続き横山一郎氏が担当しました。

船体はアルミリサイクル材(5083)

最近では、ヨットは、速さと操縦性から軽量化が図られる傾向にあり、殆どの船体の素材にはFRPが使用されていますが、「SUNTORYマーメイド号」の船体とセールには、前回の航海と同様にリサイクル材が使用されています。船体は航海の性格上、信頼度の高い耐食アルミ合金5083が使用されており、今回もアルミの雄、住友軽金属工業(株)の協力によるものです。この5083合金はアルミリサイクル材をベースとしてマグネシウムを4~5%加えた合金で、耐食性、溶接性に優れ実用非熱処理合金の中で最も強度が高く、現在、船舶、車両、圧力容器などに使用されています。



航海スケジュール(予定)
2003・7・3 記者発表
(丸ビル8Fコンファレンススクエアー14:30~)
2003・10下旬 進水式(四日市鈴木造船)
2004・10・1 出航式(新西宮ヨットハーバー)
2005・1初旬 ホーン岬 回航
2003・10下旬 進水式(四日市鈴木造船)
2005・2中旬 喜望峰回航
2005・4上旬 タスマニア ホバート回航
2005・5・20 帰港・終航式(新西宮ヨットハーバー)


協 力:  チリ海軍(予)・駐日チリ大使館・UnitedStates CoastGuard14th・住友軽金属工業(株)・帝人(株)・シャープ(株)
東海大学海洋学部・金比羅宮・(社)関西ヨットクラブ・新西宮ヨットハーバー(株)・(株)気象海洋コンサルタント
後 援: 朝日新聞社
協 賛: サントリー(株)
設 計: 横山一郎
建 造: 鈴木造船

新聞報道資料
堀江氏の挑戦に住軽金のリサイクルアルミ材がサポート

新聞11962年にヨット「マーメイド」号で単独太平洋横断航海に成功し、世間を驚かせたソロセーラーの堀江謙一氏が、新たな航海にチャレンジする。来年10月ー05年5月にかけ、単独無寄港世界一周(ケープ・ホーン東回り=約5万キロメートル)に挑むのだ。

96年に、アルミ缶のリサイクルのソーラーパワーボート「モルツマーメイド号」でエクアドル・東京間単独太平洋横断を成功させたのに続き、今回はリサイクルアルミ材で「SUNTORY マーメイド号」による世界一周に挑戦する。

この航海に重要な役割を果たしているのが、住友軽金属のアルミ材だ。同社のアルミ材は、ヨットの船体部分に用いられ、「氷山に衝突しても十分な強度がある」(堀江氏)と、その性能の高さを評価されて採用。使用されるアルミ合金5083材は、溶接構造用合金・高マグネシウム合金で、実用非加熱処理合金のなかで最も強度が高く、耐食、溶接性に優れ、耐海水性・低温特性も良好だ。また、同社名古屋製造所で生産される同製品は、原材料の約70%にアルミリサイクル材(工場発生くず含む)が使用され、環境保全をアピールする同航海にとって最適な材料となっている。
--日刊産業新聞 2003.7.14掲載--


60代で世界一周堀江さん挑戦へ  「やり残した東回りで」

新聞266歳でもう一度、単独無寄港世界一周をーー。海洋冒険家の堀江謙一さん(64)=写真、兵庫県芦屋市=が3日、東京都内で記者会見を開き、来年10月出航の「SUNTORYマーメイド号の航海」(朝日新聞社後援)計画を発表した。航海は同県西宮市を出発する東回りで8カ月に及ぶ。雨水の酸性度を測るなど南半球の環境汚染の実績も調べる。

堀江さんは74年に西回りで世界一周を達成した。東回りは72年に挑みながらマストが破損し失敗した。昨年、40年ぶりにサンフランシスコまで「太平洋ひとりぼっち」の横断航海に成功。その後「東回り一周は、やり残した航海であり達成したい」と決意した。単独西回りは世界で過去に1人だけ。

航路の多くは南緯40度から60度の南極圏近くで、この一帯で酸性雨が連続測定された例はない。氷山が漂うため安全度が高いヨット(長さ13メートル)をリサイクルアルミ材で造る。南米南端ホーン岬沖では、マゼランら海の先人たちに敬意を表すセレモニーを予定している。

堀江さんは「航海中に子どもたちとインターネットで対話してみたい。現役を引退しつつある同世代にエールを送る航海にもしたい」と話した。
--朝日新聞 2003.7.4掲載--